地中障害撤去とは、地中の中にある障害物(地中埋没物)を撤去する工事のことです。障害物は主に杭やコンクリートガラ、浄化槽、古井戸、昔の建物の基礎などがあります。
建設工事の多様化及び都市開発工事において、地中障害撤去を伴う案件が増えており、特に都内や住宅地などでは狭隘地も多く、コンパクトで多機能かつ効率の良い工法が求められます。東京テクノの地中障害撤去は、多機能掘削機を使用したマルチドリル工法やBG工法、オールケーシング工法、アースドリル工法など、現場に適したあらゆる工法で地中障害の切断、撤去、埋戻しが可能です。

マルチドリル工法(BG工法同等)では、MD-250多目的杭打機やS-15の他、イタリア・ソイルメック社のSR-45多機能掘削機マルチドリルを使用。状況に応じたツールを選定し、施工します。高トルクでコンパクト、同⼀機械で障害撤去から杭築造まで⼀連の施⼯を効率良くできる工法のため、コストの削減も可能です。

マルチ工法の特徴

1.狭隘地での施工組
立解体時・施工時に相番機を必要としないため、一般工法で困難な現場でも施工可能

2.壁際・隣地境界線際・敷地角地での施工
回転掘削機が突出した形状をしているため近接施工等が可能

3.多彩な掘削ツール
各種ツールで玉石・泥岩などの硬質地盤堀削及び地下構造物・既存杭の撤去が可能

4.柱列杭の撤去が可能
連続壁の撤去も効率的に施工可能

5.低騒音・低振動・パワフル
住宅街などの厳しい現場条件で対応が可能

多彩な掘削ツール

基本施工
・オールケーシング工法
・アースドリル工法

   

各種ツール
・ドリリングバケット
・ロックオーガー
・ケリーグラブ
・三次元バケット
・カチ割りくん
・スーパーコア

※自社開発オリジナルツールあり

施工フロー(定規使用)

主要重機 IMT A90J/T